毛髪科学9~界面活性剤をより深く~

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~界面活性剤をより深く~
これまで書いてきた通りシャンプー・トリートメントの主成分は界面活性剤です。
なぜ界面活性剤が主成分で使われているのかと言うと、その構造の中に水に溶ける部分(親水基)と油に溶ける部分(新油基)の両方を持っているためです。本来混じり合わない水と油を、界面活性剤がつなぎ役となって混じり合せることで汚れを落としたり髪内部に浸透させたりすることができるからです。
界面活性剤はその構造上の特徴から次の4つに分類され、それぞれ異なった特性を持っています。

種類 特徴 主な配合製品
アニオン界面活性剤 マイナスイオン
(水に溶けると親水基がマイナスイオンになる)
シャンプー・石鹸・ボディソープ
カチオン界面活性剤 プラスイオン
(水に溶けると親水基がプラスイオンになる)
コンディショナー・トリートメント
両性界面活性剤 マイナスとプラス
(水に溶けるとマイナスイオンとプラスイオン両方のイオンを持っている)
シャンプー・洗顔料
ノニオン界面活性剤 イオン性はない
(水に溶けてもイオン性を持たない)
クリーム・乳液

界面活性剤の構造模型図

次回はシャンプー使用されるアニオン界面活性剤と両性界面活性剤の種類と表示名そしてその特性を表にします。

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